RE PRODUCTS TOKYO の願い

様々な業界でも問題になっている「日本人の鞄職人不足問題」について、弊社から、国内鞄業界の現状に関しましての実情を少しお話させていただきます。
現在、東京の鞄職人の平均年齢は、「60~70歳」と高齢化が進んでおります。
鞄業界も、バブル崩壊後、不況に陥り多くの鞄問屋、鞄製造メーカーが、倒産や廃業しました。
同時に海外生産が増え、国内の鞄職人の仕事も減少し続け、若い鞄職人が働ける環境ではなくなりました。
今、業界で口を揃えて言われている事は、「10年後には、東京に日本人の鞄職人はいなくなる」と言います。
東京には、靴や鞄作りを学べる学校や教室は何校もありますが、残念ながらその貴重な人材が卒業しても行き場が殆どないのが、現在の国内鞄業界の現状です。
日本は昔から、様々なモノ作りにおいて「MADE IN JAPAN」製品が世界に認められ、それが原動力となり、かつてGDP世界2位の実績を築き上げた国です。
私は、日本人は、繊細な感性と、その感性を活かした器用さ(技術力)を持ち合わせた、世界でも稀なモノ作りに秀でた人種であると考え、誇りを感じております。
正直、全く新しいモノを創造する力は、海外に劣る部分を感じる事はありますが、それを更に発展させたり、応用し、更なる進化させる能力では、負けませんし、むしろ優れていると考えております。(*あくまで、私の感じている事ですが。)
こと、鞄においても、同じ考えを持っております。
確かに海外ラグジュアリーブランドの素晴らしい鞄は、多数ございますが、次世代の繊細で、技術力に優れた日本人の鞄職人を育成していけば、同様もしくは、それを超えるモノ作りが出来ると確信しております。
弊社では、そんな世界に認められる「優れた鞄職人の育成事業」を現役の素晴らしい技術を持った鞄職人さんが現役でいらっしゃるうちに進めていきたいと考えております。
通常、日本製品には「MADE IN JAPAN」と表記されておりますが、弊社では、「HANDMADE IN JAPAN」と表記させて頂いております。
それは、日本の優れた鞄職人様の「手」により作られたモノである想いと、職人さんへの敬意を込めて、付けさせていただきました。
残された10年の間に、次世代の鞄職人育成の土台造りだけでもできるよう、できる限り尽力してまいります。
株式会社 RE PRODUCTS TOKYO
代表取締役 千田 聡
