私たちの当たり前に過ごしていた日常の日々は、年々、大きな環境変化により、日本ならではの味わい深い「四季」を楽しむ生活環境が失われ、「何十年に一度」や、「今までにない程の」などの言葉を頻繁に聞く様な、生活環境を過ごす日々を送るようになりました。 

楽しみに待っていたその時期ならではの、旬の「美味しい食材」が食卓に並ばない。
毎年の恒例のイベントや行事が台風や、ゲリラ豪雨、長期豪雨、酷暑などの影響により、 中止になってしまう。
そんな出来事が急速に日常化してしまい、年々規模が酷くなっているように感じになられている方も多いと思います。 

もちろん、この環境や日常がすぐに改善されるとは思いませんが、 そんな不安を感じる日々を過ごしている影響か、SDGsの考え方が徐々にでは ありますが、浸透していく自分を感じます。

例えば、リサイクル出来るモノの分別を細かく行い、極力燃焼化物(燃えるゴミ)を 出さないように、心掛ける様になりましたし、衣服類は「長く愛用出来るデザイン、素材のもの」を自分の購入基準としたりと、 意図的に「妥協消費」を行わない様、”そこそこ”、”それなり”と感じたモノは購入せず、「自分にとって、購入するに値する価値があり、長く愛用出来る商品」かの 自分基準を設け、その基準を満たしているかを考えてから購入する様になりました。
(ちなみに、日本人は1人あたり年間約18着の服を購入し、約12着を手放し、1年間に 1度も着ない服は約25着との事です[※環境省調べ]。この量を3年で計算しますと、 正直ゾッと感じますし、自分自身意識していきたいと素直に感じます。) 

自分の仕事でもある「鞄作り」にも、この考え方を反映したモノ作りを目指す為、 オリジナルブランド「REDUCTS」を立ち上げました。

私は、鞄はモノを運ぶ為の「ツール(道具)」であると考えております。
鞄は、収納量や、重量、経年劣化により傷みますし、破損もする消耗品です。
また、私自身も経験しましたが、飽きてタンスの肥やしとなり、 久々に使用しようと思ったら表面が劣化していたり変色していたりで、結果、そのまま廃棄されたご経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

鞄はご存知のように、様々な素材が使用されています。
革や生地、ファスナー、金具、 樹脂パーツ(プラスティック等)、ナイロンテープなど、様々な材料で作られています。
地域によって廃棄の際には、分別が行われておりますが、多くは「可燃ごみ」 として、廃棄されております。
当然これだけの石油由来の材料を焼却致しますので、多くのCO2を発生させ、環境に負荷をかける大きな要因の1つとなっております。 

「REDUCTS」では、この消費サイクルを変える為の「新しいモノ作り」を 「鞄に出来る事」として追求し、廃棄に繋がらない様、ご愛着を持って、少しでも長くご使用頂き、できれば"一生モノ"として使い続けてもらえるよう、 その想いを込め、ブランド名に英語の「reduct」(「減らす」「削減する」の意)の 一員(’S)となれるよう、「REDUCTS」というブランド名に致しました。